2012年6月20日12:03
大日本印刷(DNP)、NTTドコモ、丸善CHIホールディングス(丸善CHI)の共同事業会社であるトゥ・ディファクトは、ハイブリッド型総合書店「honto」と、ジュンク堂書店、丸善、文教堂書店の首都圏8店舗において、共通ポイントの導入をはじめとするサービス連携を、2012年6月20日に開始すると発表した。サービスを開始する店舗は、ジュンク堂書店の池袋本店、丸善の丸の内本店、日本橋店、ラゾーナ川崎店、MARUZEN&JUNKUDOの渋谷店、文教堂書店の渋谷店、飯田橋店となる。
これは、DNPグループの丸善CHIと文教堂書店による国内最大規模のリアル書店ネットワークが、電子書籍と紙の書籍を販売するhontoのサービスと融合するサービスとなる。
このハイブリッド型サービスでは、トゥ・ディファクトが発行する「hontoポイントカード」に会員登録することで、hontoサイトでの買い物時に加え、サービス連携を行うリアル書店での買い上げ時にもポイントが付与される。また、会員向けハイブリッド型電子本棚(マイ本棚)の機能や、リアル書店でのイベントなど、さまざまな情報をhontoサイトで提供する。
今後、ハイブリッド型サービス連携の対象となるリアル書店は、ジュンク堂書店、丸善、文教堂書店の各店舗で順次拡大し、年内に100店規模での連携を予定している。また、hontoサイトからリアル書店の在庫検索を可能にするなど、一層のサービスや機能の拡充を図っていくという。
hontoポイントカードは、100円の買い物で通常は1ポイント、キャンペーンなどでは別途付与率を設定する。貯まったポイントは、1ポイントを1円相当(50ポイントから利用可能)として、hontoサイトでもhontoポイントカードサービスを実施している書店でも、共通して利用できる。なお、ポイントの利用にはhontoサイトにおいて会員登録を行う必要があるという。
トゥ・ディファクトでは、今回のhontoサイトとリアル書店とのポイント連携サービスのスタートを記念して、ポイント3倍キャンペーンなどを実施する予定だ。