2016年11月14日17:24
CCCマーケティングは、ポイントカードやスタンプカード、クレジットカードなど、お財布の中にある各種カードを1つのアプリに集約し、アプリ経由で利用できる共通プラットフォーム「スマホサイフ」において、2016年11月15日より、電子スタンプサービスを追加すると発表した。電子スタンプサービスは、NECネッツエスアイからの機能提供を受け、同日から全国にフラワーショップを展開する日比谷花壇の店舗で、初めて導入する。
「スマホサイフ」は、”スマホ1つでポイントから決済まで利用できる”をコンセプトとしたアプリ。生活者は、お財布の中のさまざまなカードを「スマホサイフ」に集約できる。また、「スマホサイフ」がお財布の代わりとなり、店頭でバーコードやQRコードなどを提示すると、会計時にさまざまなカードのポイントが貯まり、決済までシームレスに利用することが可能だ。
今回のサービス開始により、日比谷花壇の利用者は、「スマホサイフ」に日比谷花壇スタンプカードを登録後、スマホからスタンプカード画面を表示し店頭で提示すると、スマホの画面に電子スタンプを押印される。今回の電子スタンプサービスの開始により、「スマホサイフ」ではポイントカードやプリペイドカードに加え、スマホ1つでスタンプも貯まるようになる。
CCCマーケティングでは、電子スタンプサービスを導入する企業に向け、「スマホサイフ」の顧客基盤を活用したマーケティングサービスを提供する。導入企業はユーザーの利用状況に応じたクーポン配信などのCRMの実施が可能になる。「スマホサイフ」での電子スタンプサービスは、今冬に洋菓子専門店および居酒屋チェーンでの導入、また来春にはラーメンチェーンでの導入を予定し、その他多くの企業が検討しているそうだ。