2016年12月5日21:23
東北電力は、環境保全を経営の重要課題の1つとして位置づけ、トヨタ自動車との新たなサービス「新型プリウスPHV」と「よりそうeポイント」の活用により「PHVよりそうeドライブプロジェクト」を実施すると発表した。実施期間は、新型プリウスPHV発売日から3年間となる。
具体的には、新型プリウスPHVによる、「EVモード走行距離」10kmにつき、「よりそうeポイント」を4ポイントプレゼントする。また、地域活性化のために、東北6県、新潟県の提携旅館・ホテルへの宿泊1回につき、「よりそうeポイント」を5,000ポイントプレゼントするという(1年1回限り)。
参加条件は、①東北電力と電気の契約をしている人(関東圏の“よりそう、でんき”の契約者も含む)、②東北電力の「よりそうeねっと」会員で、契約情報を登録している人、③トヨタ自動車新型プリウスPHVを購入し、T-Connect(自動車向け情報通信サービス)を申し込みのうえ、T-Connect IDを取得した人――の3つを満たした人となっている。
PHVは、外部の電源から充電が可能なハイブリッドカーで、走行時にCO2や排気ガスを排出しない電気自動車のメリットと、燃費性能が高いハイブリッドカーの長所をあわせ持ち、環境性能に優れた自動車であるという。政府が策定した「地球温暖化対策計画」においても、日本全体のCO2排出量の約17%を占める運輸部門の削減対策として、PHVなど次世代自動車の普及拡大が掲げられている。
東北電力として、今後10年間で、業務用車両として、合計100台程度のPHVを導入する計画だ。