2018年4月5日12:53
マンション向け宅配ロッカーの開発・製造・販売・管理を行うフルタイムシステム(FTS)と、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、共通ポイントサービスに関して提携したと発表した。2018年夏頃、マンションに導入されているFTSの宅配ロッカー「フルタイムロッカー」利用者向けに、Pontaポイントが貯まるサービスの開始を予定している。
FTSが開発した「フルタイムロッカー」は、24 時間有人対応のコントロールセンターを核としたコンピュータ式の宅配ロッカーとなる。遠隔操作による扉の解錠、通知、クリーニングの受取りや預入れ、書留郵便の受取り、決済機能や冷蔵機能、レンタサイクル、カーシェアリング、EV充電などが可能で、2万8,000棟以上に設置されている。また、オフィス、駅、コンビニ、公共施設、大学などへの設置も増えているという。
LMが運営する「Ponta」は、8,500万人以上の会員数を有する共通ポイントサービスで、全国の約17万店舗で利用できる。
今回、「Ponta」が貯まるサービスの対象となるのは、荷物の集荷を「フルタイムロッカー」経由で行える「宅配配送サービス」、およびクリーニングの集荷と仕上がり品の受け取りを「フルタイムロッカー」経由で行える「クリーニング宅配サービス」の2つのサービスとなる。