2020年10月29日10:58
フライトシステムコンサルティング(フライト)は、同社の各種決済装置にて、スルッとKANSAI協議会が近畿圏を中心に展開しているポストペイ型のIC決済サービス「PiTaPa」に対応すると発表した。スルッとKANSAI、TFペイメントサービスの協力を得て、2021年春より順次各種決済装置にて サービスインの予定だ。
同社は、2010年9月より国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売している。対応する決済端末としては、2016年3月よりマルチ決済装置「Incredist Premium(インクレディスト・プレミアム)」を発売、2018年にはプリンタ内蔵の据置型モデル「Incredist Trinity(インクレディスト・トリニティ)」を発表、さらに2019年には自動精算機向け組み込み決済装置「VP6800」等を発表している。モバイル型・据置型・自動精算機まで多種多様な決済ソリューションを提供している。
PiTaPaは、近畿2府4県を中心に三重・岡山・石川・富山、愛知、静岡の一部の電車・バス等の交通利用に加え、店舗でも使用可能だ。現在、約338万会員が利用している。
このほどフライトでは各種決済装置にてこのPiTaPa対応を進めていく中、第一弾としてMobility Technologiesが提供するタクシーアプリ「GO(ゴー、旧称MOV)」と連携するマルチ決済装置「Incredist Premium/Incredist Premium II」、続いて飲料自動販売機・駐車場など自動精算機向け決済端末「VP6800」から順次対応を行っていく予定だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト