冬のボーナス「支給されない・分からない」は過去最高の46.4%、使い道は「貯金・預金」(Pontaリサーチ調査)

2020年10月30日8:00

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、2カ月に1度、Pontaリサーチで消費者の意識とポイントの利用意向を把握するため、「Ponta消費意識調査」を実施している。2020年10月発表の調査では「冬のボーナスの使い道」について調査したが、10月29日にオンライン説明会を開催し、Pontaリサーチ リサーチャーより調査結果について紹介した。

調査トピックのまとめ。新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受ける結果となった

ボーナスに関する調査は7回目の発表

オンライン説明会では、ロイヤリティ マーケティング ビジネスデザイン部リサーチチーム 海渡 理恵子氏が調査結果について紹介した。海渡氏は、リサーチ会社を経て、LMに入社。不動産や消費材メーカーをはじめ、さまざまな業種の調査設計・分析に携わっている。

Pontaリサーチは、LMの有するPonta会員のうち「Pontaリサーチ」に登録したPontaリサーチ会員を対象に、自主調査や企業および団体などから依頼を受けたアンケートを実施している。またPontaリサーチ会員は、アンケートに協力することでPontaポイントを貯めることが可能だ。LMの広報によると、ポイントサービスの利用意向は2カ月に1回となり、ボーナスに関する調査は2014年の調査から継続して実施しており、今回で7回目の発表となる。

冬のボーナースの使い道上位3位は昨年と同じ結果に

まず、今年の冬のボーナス「支給されない・分からない」は、過去最高の46.4%となった。前回より4.5ポイント高い結果となっている。
冬のボーナスの使い道に「貯金・預金」が7年連続1位で、38.0%となった。2番目は旅行で6.9%、3位は「外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)」で5.1%だった。上位3つの順位は、昨年調査と変わっていないが、特徴として「旅行(宿泊を伴うもの)」の割合は4.4ポイント減少している。

「貯金・預金」の用途を「決めている」のは44.2%となり、2019年10月調査と比べ、4.7ポイント増えている。また、「貯金・預金」の用途、「収入の変化への備え」が、昨年の冬のボーナスと比べ12.9ポイント高くなっている。「冬のボーナス」の貯金・預金の用途として、「老後の生活への備え」58.1%、次いで「将来の消費への備え」53.1%となっている。2019年10月調査と比べて変化が最も大きかったのは、「収入の変化への備え」となり、12.9ポイント高い、40.0%となり、不安があられる結果となった。

支給金額の半分以上を「貯金・預金」は61.6%

冬のボーナスの支給金額の半分以上を「貯金・預金」したいと回答した人は、61.6%。これは、2019年10月調査と比べ 7.7ポイント増えているそうで、貯金・預金したい額の割合からも高い貯蓄意識がうかがえる。

また、ボーナスが支給される場合、今年の冬のボーナスの金額(世帯あたり)を聞いたところ、20~40万円未満を選択した人が24.6%と高い結果となった。新型コロナウイルスによる「冬のボーナス」への影響として、今年の冬のボーナスの金額は「変わらない」が57.8%、「減った」が29.5%となった。約3割がマイナスの影響を受けた。

今月の家計の支出を節約したい金額に1円以上と回答した「節約したい」派は、61.8%となり、前回の2020年8月調査の63.1%より、1.3ポイント減少している。

なお、Pontaポイントの利用意向として、「節約したくない」派では、「分からない・決まっていない」が45.6%と最も高く、「節約したい」派では、「いまつかいたい」が43.8%と最も高く、活用意向が高くなったそうだ。

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