2020年11月17日10:15
セイコーソリューションズ、およびグループ会社のアイ・アイ・エム、コスモの3社は、2020年11月9日~13日まで、共催のオンラインイベント「Society5.0 for SDGs WEEK」を開催した。
日本が提唱する「Society 5.0」では、デジタル革新によって、社会課題を解決し、価値を創造することで、持続可能な社会を実現することを目指している。同イベントでは、「Society 5.0」の実現に向け、ニューノーマルにおける課題解決を中心に SDGs・DXの最新動向・取り組み・各社事例を紹介した。当日は、自治体や有識者の基調講演や特別セッションに加え、ニューノーマルの課題解決というテーマを中心に、さまざまな業界を対象としたタイムリーな内容のセッションが行われた。
セイコーソリューションズのセッション等では、決済関係の講演も実施。11月10日には、「注文・決済に対応!アプリを活用した新しい外食企業向け顧客管理」と題し、ビートレンド 企画本部 本部長 宮下省吾氏と、セイコーソリューションズ FS本部 FS統括部 FSサービス部 FS企画課 課長 永山全氏のセッションを行った。セイコーソリューションズは国内で初めてオーダーエントリーシステムを販売し、36年の実績がある。現在、約2万店舗で同社のサービスが利用されているという。近年では、Linktoモバイルオーダー(テイクアウト)を提供しており、大手流通店舗で採用されている。セイコーソリューションズでは、2,500社、3万5,000店舗以上で導入実績がある顧客管理サービス『betrend』を提供するビートレンドと、顧客管理や行動分析で連携している。
また、「キャッシュレス決済によるデジタルトランスフォーメーション」と題し、セイコーソリューションズ データサービス本部 CREPiCO統括部 CP営業部 部長川端 俊明氏が紹介した。同社の「ペイジー口座振替受付サービス」は決済端末でキャッシュカードをスワイプすると、その場で「即」口座登録が完了するサービスだ。ケーブルテレビ・保険料・塾や習い事・スポーツクラブの申し込み、クレジットカード、スーパー・宅配サービスの入会、不動産契約や家賃、自治体での公金など、さまざまな企業で採用されている。
11日には、「不正アクセス防止の切り札!パスワードレス認証でセキュリティとUXの両立を実現」と題し、セイコーソリューションズ システムソリューション本部 システムソリューション営業統括部長 三浦 宏道氏が登壇した。セイコーソリューションズでは、スマートフォンを使用して本人認証を実現する「認証BANK」を展開している。第一弾として、QRコードを活用したパスワード不要の認証サービス「QR Auth(キューアールオース)」を発表した。スマートフォンとデジタル署名コード入りQRコードを使った認証の仕組みとなり、パスワードなどの情報流出によるウェブサイトへのなりすましを防止するそうだ。当日は、「認証BANK」について、デモを交えながら紹介した。