2020年11月19日6:55
日本テラデータは、ジェーシービー(JCB)が、I-MARKのデータ分析基盤として テラデータのデータ分析プラットフォームTeradata Vantageをクラウドコンピューティングのアマゾン ウェブ サービス(AWS)上で提供する、Teradata Vantage on AWSを採用したこと発表した。
JCBは、従来から国内におけるデータドリブンなマーケティングを展開するためのマーケティング支援システム J-MARKを開発・運用し、そのデータ分析基盤としてオンプレミスのTeradata Vantageを大規模に活用している。またJ-MARKで実績のあったTeradata Vantageを拡張し、カード会員のクロスボーダ取引の分析を国内外の部署・拠点に展開するために同システムの国際版としてI-MARKを開発・運用していたが、このほど、AWS上でもオンプレミスのTeradataと同様の高いパフォーマンスや、容易な拡張性、また現在使用中のプログラム資産を有効活用できることを評価し、AWS上にI-MARK向けのリソースを確保し、オンプレミス環境のJ-MARKとあわせてハイブリッドクラウド環境としてTeradata Vantageの運用を開始した。
JCBは、今後データ分析基盤について、データレイクとの連携による非構造・多構造データの取込みや、AI分析基盤構築による分析業務のさらなる高度化と効率化を進めていく。テラデータはTeradata Vantageのハイブリッドクラウド、マルチクラウドにおけるリニアな拡張性や可用性、さらなる機能強化で同取り組みを支えているという。