2020年11月27日14:00
大和ハウスグループのロイヤルゲートは、ギフティが展開するeギフト(電子ギフト)の処理機能を組み込んだオールインワンマルチ決済端末「PAYGATE Station(ペイゲートステーション)」の提供を開始すると発表した。
新たなサービスの開始により、加盟店は1台の端末でさまざまなキャッシュレス対応とeギフトの生成・販売を可能とするギフティの「eGift System」を導入できる。
「eGift System」は、店頭で引き換えることのできるデジタルのギフトチケットを生成、販売できるサービスだ。加盟店は「eGift System」サービスを利用することで、ギフト需要の獲得や来店促進による売上の拡大が見込める。eギフトを法人のデジタルキャンペーン等のインセンティブとして利用する場合、紙媒体の販促チケットに比べ、郵送コストや管理コストが不要となることに加え、非接触で流通できるため、衛生面でも安全性の高いシステムだという。ギフティではこれまで、チケットの処理方法としてPOSシステム連携や電子スタンプ等を提供していたが、新たに決済端末での処理方法の提供が可能となる。
なお、「PAYGATE Station」は、決済機能として磁気クレジットカードや接触ICクレジットカード、タッチ決済、電子マネー、QRコード決済に対応していることに加え、販促機能として共通ポイント、電子ギフトにも対応した多機能端末となる。また、プリンターや通信SIMも搭載し、持ち運んで決済できるモバイル性や、デザイン性を備えたオールインワンマルチ決済端末であるという。セキュリティ面ではグローバル基準の「PCI P2PEソリューション」認定を取得している。
同社は、決済端末「PAYGATE Station」の提供に加え、決済アプリケーションやマルチ決済センターをワンストップで展開している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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