2020年12月4日14:30
阪急阪神不動産、フォーシーカンパニー、ビットキー、および彩都(国際文化公園都市)建設推進協議会は共同で、「彩都スマートシティコンソーシアム」を設立し、このほど同コンソーシアムを主体として、彩都において、スマートシティ実現に向けた生活のプラットフォーム構築のための活動を行っていくと発表した。なお、彩都スマートシティコンソーシアムは、内閣府、総務省、経済産業省、国土交通省が運営する「スマートシティ官民連携プラットフォーム」へ参画し、大阪府の補助金採択を受けている。
彩都スマートシティコンソーシアムでは、彩都におけるスマートシティの実現に向け、まずは2020年12月から、阪急阪神不動産が分譲したマンション等において、ビットキーの技術を活用したマンションエントランスの自動ドアを非接触で解錠できる顔認証システムを用いた実証実験を開始する。同システムを利用することで、鍵を取り出すことなく入館することが可能だ。また、専有部玄関扉にスマートロックを設置することで、家事代行・宅配等外部サービス事業者にマンションエントランス及び専有部玄関扉の時限パス、ワンタイムパスを発行することが可能になり、不在時を含め、非対面/非接触での外部サービスの利用も可能になる。
今後は2025年開幕の大阪・関西万博に向けて、モビリティや決済サービスなどとの連携を含むサービス拡充を検討しており、デジタル技術を活用した、より安心・便利なスマートシティの実現に向けた取り組みを強化していきたいとしている。
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ペイメントナビ編集部
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