2021年1月13日7:50
ジェーシービー(JCB)は、業務効率化への取り組みを強化するために、なうデータ研究所が提供するルールエンジン「NaU DSP」を導入した。
「NaU DSP」は、業務知識を「ルールベース」として蓄積することで、高度な意思決定の自動化を実現するシステムとなる。人が持つ知識をシステムに組み込むことで高度な3つの推論機能を活かした「知識の運用と活用」が可能となるとともに、業務知識を「表形式(エクセル)」で定義できるため、メンテナンスが容易で業務変更や法令改正などの内外環境変化に即座に対応することが可能となるそうだ。
JCBでは、近年「RPA」による定型業務の自動化を推進してきた。今回の「NaU DSP」を導入することで、従来、業務の自動化ができなかった判断を伴う業務の自動化が可能となる。また、すでに導入しているAI-OCRやRPAなど、新しい「デジタル・ソリューション」と組み合わせ、さらなる自動化範囲の拡大や人的接点の低減を推進していくという。
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ペイメントナビ編集部
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