2026年5月22日8:00
クレディセゾンは、2026年5月15日に「2025年3月期」の決算および中期経営計画最終年度の進捗について記者説明会を開催した。ペイメント事業では、ゴールドカードや法人・個人事業主向けカードなどのプレミアム戦略で構築した収益基盤をベースに、提携先などと連携して一般カードを再強化するという。

連結事業利益1000億を1年前倒しで達成 5つのセグメント体制で長期的な成長へ
クレディセゾンの決算説明会では、代表取締役(兼)社長執行役員 COO 水野 克己氏が長期的な成長に向けた戦略の方向性や各事業の展開について紹介した。また、常務執行役員 CFO 根岸 正樹氏が2025年度の決算の概要や2026年度の計画について説明した。
クレディセゾンの2025年3月期のトピックとして、2026年度までの中期経営計画の目標であった連結事業利益1,000億円を1年前倒しで達成した。2年連続で過去最高益を記録している。2026年度は1,100億円を計画。国内事業の成長戦略と構造改革の進展により、現中期経営計画の最終年度目標を上回る力強い利益成長を実現している。また、 次期中期経営計画(2027年度~)でのROE10%超実現に向けて着実に進展している。
2026年度は現中期経営計画の最終年度として成果創出にコミットしつつ、長期的な種まきを推進する方針だ。24、25年度は、ペイメントやファイナンスを中心に国内事業の基盤を強化した。また、海外事業(インド)の成長軌道への回帰、事業ポートフォリオ見直しを実施。
そうした中、持続的成長に向けた重点領域を明確化するため、アミューズメント事業、タイ事業から撤退し、インドネシアは現地当局と撤退に向けて協議中だ。
ペイメント、リース、ファイナンス、不動産関連、グローバルという5つのセグメント体制のもと、計画達成に向けて推進している。
グローバル事業はインドを中心に成長 重点領域の明確化で一部地域では撤退も
グローバル事業は、インドを牽引役に成長しているが、同国では当局の政策変更があった。Kisetsu Saison Finance(India)Pvt. Ltd.は、上期は特殊要因等により貸倒コストが増加したが、プロダクト戦略の見直し等により下期は回復基調へ転換した。2026年度は100億円規模の事業利益貢献を目指す。また、グローバル事業の事業利益200億円は2年程度後ろ倒しでの達成を目指す。
ブラジルについては、現地のフィンテック事業者との提携によるBtoBtoCモデルのレンディングを展開し、残高は着実に拡大した。2025年度は17.3億円の事業利益貢献だったが、2026年度は残高拡大に伴う資金調達コストの増加および SCFI(ブラジル特有のノンバンク金融機関ライセンス)取得を見据えた先行投資を見込む計画となり、11億円を見込んでいる。
分割やリボ推進で収益強化 一般カードは粘着性の高い会員獲得で成果
ペイメント事業は、同年度は、新規カード会員数が141万人(前期比2.3%増)、カード会員数は2,180万人(前期末比6.9%減)、カードの年間稼動会員数は1,358万人(前期比0.3%増)となった。ま た、ショッピング取扱高は6兆1,860億円(前期比3.3%増)、カードキャッシング取扱高は1,463億円(前期比 5.1%減)、ショッピングのリボルビング残高は5,079億円(前期末比3.6%増)、カードキャッシング残高は1,908 億円(前期末比0.9%減)となっている。
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