2021年1月28日14:07
デジタルガレージ(DG)と横浜銀行は、投資ファンド「Hamagin DG Innovation投資事業有限責任組合」(通称:Hamagin DG Innovation Fund)を設立すると発表した。ファンド規模は30億円で、運用期間は8年間となっている。
同ファンドは、金融関連分野のオープンイノベーションに資するテクノロジーやサービスを持つスタートアップを投資の対象とし、決済、デジタルマーケティングの分野等で新しいテクノロジーを活用したサービスやソリューションの創出を推進する。Hamagin DG Innovation Fundは、神奈川県および東京都の経済活動を活性化するためのイノベーションに向けたプラットフォームの提供等を通じ、投資先企業の成長加速と、金融機関のオープンイノベーションをサポートする。Hamagin DG Innovation Fundの運営は、DGの子会社で投資事業を展開するDGインキュベーションが行う。
DGグループはこれまでに、さまざまな決済手段を一括提供する決済事業、デジタル、リアル領域を一気通貫しソリューションを提供するマーケティング事業、世界中の有望な企業に対する投資・育成事業等の展開を通じ培った知見やノウハウ、グローバルネットワークを基盤に、横浜銀行と共同で金融機関のオープンイノベーションや、新常態下で求められる新たな金融・非金融サービスの創出を推進していく方針だ。
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ペイメントナビ編集部
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