2021年2月3日18:00
ギフティは、地域の課題を解決し活性化するプラットフォーム「Welcome ! STAMP」の機能の1つで、地域で発行利用可能な商品券を電子化し流通させるソリューション「e街ギフト」を東京都八王子市が実施する八王子市プレミアム付商品券事業に提供したと発表した。
「八王子市プレミアム付商品券(八王子市e街ギフト)」は、2020年11月25日~2021年2月28日の間、八王子市内の小売、飲食、サービス業等(大型店含む)の加盟店で利用できる3,500円で5,000円分の買物が可能なバリアブル型電子商品券と1000円単位の紙の商品券であり、両商品券合わせ総額40億円(プレミアム分含む)分発行されている。今回提供した「e街ギフト」は、紙の商品券にQRコードとシリアルコードをスクラッチ加工し印刷することで利用実績を電子と併せて一元管理できる国内初となるハイブリッド型の発行方式で提供したという。
「e街ギフト」のシステムを介し発行される電子チケットは、受取・利用時にアプリなどのダウンロードも必要なく、申込時に登録したメールアドレスで受信したメッセージから、 電子チケットを取得することが可能だ。また、利用者は、加盟店にスマートフォンを持参し、電子チケットの画面を開き利用したい金額を入力、会計時に提示することで、チケット金額に相当する商品やサービスを受け取ることが可能となる。加盟店では、会計時にスマートフォンに表示された電子チケットの券面に電子スタンプ「giftee STAMP」を押印し、決済ボタンを押すことで完了する。「giftee STAMP」の押印時に「消し込み」という処理が行われ、 そのタイミングで利用済みのチケットとして認識される。
なお、ギフティは、 八王子市より本事業を受託した八王子商工会議所および光ビジネスフォームと連携のもと、八王子市プレミアム付商品券事業に取り組み、同事業の運用基盤として「e街ギフト」を提供している。
「八王子市プレミアム付商品券(八王子市e街ギフト)」は、1セット/冊につき、3,500円で5,000円分の商品券(プレミアム分1,500円)を、1人5セット/冊購入可能な商品券であり、 2020年12月9日に完売したそうだ。電子は、1円単位で利用可能。利用期間は、2020年11月25日~2021年2月28日であり、八王子市内の小売、飲食、サービス業等(大型店含む)の1,750店舗(2021年1月末時点)の加盟店で利用可能だ。2020年12月末時点で、発行総額40億円のうち約50%が利用済みとなった。
なお、八王子市が実施する児童福祉施設等職員慰労金給付事業にも、加盟店、「giftee STAMP」を含め、「e街ギフト」のプラットフォームを電子チケットの発行・流通管理システムとして活用されている。