2020年7月28日17:59
eギフトプラットフォーム事業を展開するギフティは、地域で発行・利用可能な商品券を電子化し流通させるソリューション「Welcome ! STAMP」を、秋田県が実施する「秋田の飲食店」県民応援事業に提供し、2020年7月10日から、秋田県内の飲食等の加盟店で利用できる1,000円分を700円で購入可能な「秋田県プレミアム飲食券」の電子飲食券を、紙の飲食券と合わせ秋田県民を対象に先着順533万枚の発行を開始した。なお、ギフティは、秋田県より同事業を受託したJTBと再委託契約を締結し、「秋田県プレミアム飲食券」を電子化し発行する運用基盤として「Welcome ! STAMP」の提供を行っている。
秋田県では、新型コロナウィルスの影響を受けている秋田県内の飲食店への緊急支援を目的とし、「秋田の飲食店」県民応援事業に取り組んでおり、同事業の一環である「秋田県プレミアム飲食券」を電子化し流通させるプラットフォームとして「Welcome ! STAMP」を採用した。「Welcome ! STAMP」のシステムを介し発行される電子プレミアム飲食券は、受取・利用時にアプリなどのダウンロードも必要なく、申込み時に登録したメールアドレスで受信したメッセージから、電子プレミアム飲食券を取得することが可能だ。利用者は、スマートフォンを加盟店に持参し取得した電子チケットを会計時に提示することで、飲食券金額に相当する商品やサービスを受け取ることが可能となる。加盟店での運用では、会計時にスマートフォンに表示された電子プレミアム飲食券の券面に電子スタンプ「giftee STAMP」を押印するのみで完了する。「giftee STAMP」の押印時に「消し込み」という処理が行われ、 そのタイミングで利用済みの飲食券として認識されるため、再利用等の不正利用を防ぐことができるという。なお、紙の商品券の運用時に発生する「受領・裏書き・集計・保管・請求」といった加盟店での作業も必要もなく、利用実績等も専用のWEBページから加盟店ごとに確認することが可能だ。
なお、秋田県で配布を開始した「秋田県プレミアム飲食券」は、2020年6月10日より先行して紙の飲食券を発行しており、7月10日より、電子飲食券の発行も開始した。電子プレミアム飲食券の購入を希望する秋田県在住者は、専用の『「秋田県プレミアム飲食券」購入サイト』に利用登録しクレジットカード決済により購入することが可能だ。購入後は、 スマートフォンから登録した購入サイトから購入済みの電子プレミアム飲食券画面にアクセス可能です。 お一人につき1,000円分700円の電子プレミアム飲食券を12枚まで購入することができる。購入した電子プレミアム飲食券は、購入した日から9月30日までの間、 秋田県内の加盟店で会計時に利用が可能となる。 なお、購入サイト登録時には、氏名、住所、携帯電話番号、メールアドレス等を入力して本人確認を行うため、一人当たりの購入枚数を制限することが可能だ。加盟店は、秋田県内の約2,000店舗の飲食店が対象となる。
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ペイメントナビ編集部
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