2021年3月16日8:15
Tポイント・ジャパン(TPJ)は、 非接触型で募金ができる「Tポイント募金箱」のインスタレーションを、 2021年3月15日~31日まで、 東京・表参道のCOMMUNEに設置している。同社の担当者にTポイント募金箱設置の目的と、Tポイントサービスの現状について話を聞いた。
コロナ禍で街頭募金ができない団体の現状を受け実施
新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、「(NGO・NPOなどの)各団体では街頭での募金活動ができなくて困っている現状を伺っています。1月の緊急事態宣言後に考えて、マネキンを設置する運びとなりました」と、CCCマーケティング プロモーションUnit Unit leader 坂浩明氏は取り組みの経緯について説明する。
Tポイント募金は、利用者が手持ちのTポイントを使った募金の仕組みだ。TPJでは、2010年3月から取り組みを実施しており、寄付件数は100万件以上、寄付総額約2.9億ポイントとなっている。寄せられたTポイント募金は、「1ポイント=1円」として換金され、各団体に寄付される。
人に変わってマネキンが募金活動
COMMNEは表参道の交差点からほど近い一等地にあるが、7体のマネキンを設置。人に変わってマネキンが募金活動を行うことを意識した。マネキンは、2次元バーコードが記されているTポイント募金箱を持っており、COMMNEに訪れた人々は自身のスマートフォンでコードを読み取り、Tポイント募金のページから自身が寄付したい団体を選んで1ポイント以上、1ポイント単位で寄付が可能だ(寄付にはログインが必要)。人との接触がなく募金ができ、「 ニューノーマル時代の非接触で安心した新しい募金スタイルを広めていく」ことが可能だ。
マネキンは7体すべてのカラーが異なるが、SDGsの17のアイコンの中で、28事業者を分類し、該当するSDGsカラーにした。坂氏は「今回の表参道の状況を見て、今後の展開を考えていきたいです」と話す。なお、 Tポイント募金は、自宅などでインターネットから直接行うことも可能だ。Tポイントのミッションは、人と人、人と社会をつなぐポイントであるため、今回のような社会貢献活動は重要であるとした。
Tポイントサービスの現状は?
「モバイルTカード」のプロモーションも強化
このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
「Paymentnavi Pro2021」の詳細はこちらのページからご覧下さい。
すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。