2021年4月1日16:00
リテールテックJAPAN2021レポート④
前回同様に、「リテールテックJAPAN2021」での端末ベンダーの出展の模様をレポートする。
2018年末にフランス・カンヌで行われた「Trustech2018」で、中国・PAX Technologyのアジア担当者は、「海外ベンダーとして国内№1となり、長年日本市場をリードしてきたパナソニックと同じグループの立ち位置を目指している」と話した(取材記事)。グローバルな決済端末ベンダーに話を聞くと「日本は特殊な市場」という意見を耳にすることが多く、世界の名だたるベンダーが苦戦することも少なくなかった。同社は2017年6月末に国内の拠点を設立したが、先行して国内で展開する外資系決済端末メーカーと比較しても、短期間で急激な成長曲線を描いているといえそうだ。その要因として、ハードやソフトウェアに対しての本社の手厚いサポートがあるとブース担当者は説明してくれた。
国内では、公表している範囲でもNEC、エム・ピー・ソリューション、ペイサービス、リンク・プロセシングなどと連携している。また、リリースはこれからだが、ネットムーブのブースでもPAXの端末が展示されていた。
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