2021年3月29日18:36
リテールテックJAPAN2021レポート③
「リテールテックJAPAN2021」では、国内の大手決済端末ベンダーであるパナソニック、東芝テック、オムロンといったメーカーが出展を見送った。その一方で、今回の展示会では、Castles Technology(キャッスル・テクノロジー)、PAX Technology(パックス・テクノロジー)といった海外ベンダーが存在感を発揮した。
これらの企業はPOSベンダーやソフトウェアの開発ベンダー等との連携を強化しているところもある。そのため、他の出展企業のブースで上記企業の端末を見かけることも多かった。
また、今回の展示会には出展はしなかったが、「Verifone Ark(ベリフォン・アーク)」を提供するべスカは世界屈指の端末メーカーであるVerifone(ベリフォン)社製のマルチ決済端末を基軸に、利用シーンや顧客ニーズに合わせた最適な決済ソリューションを提供している。同社は、多くのPOSや精算機メーカーと連携していることが強みであり、「リテールテックJAPAN2021」でも寺岡精工、ビジコム、ピーエスシー、ポスタスなど、さまざまなブースで同社端末を目にした。
国内では、以前から同展示会に出展しているCastles Technologyの存在感が年々高まっているという。同社は国内でNTTデータ、カード・サービス、アイティフォー、ジィ・シィ企画といった企業が代理店として名を連ねる。
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