2021年4月13日9:55
PayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」について、登録者数などの主要指標の推移および2020年度下期に行った主な取り組みについて紹介した。
「PayPay」の登録者数、加盟店数および決済回数は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響下においても伸長し、順調に推移したという。決済回数は、2020年4月から2021年3月まで1年間で20億回を突破し、前年度の8億回と比較して約2.5倍になった。特に、2020年度の第4四半期においては、3カ月で計6億回を超え、前年同期比で約1.6倍となったそうだ。
新型コロナウイルス感染症が拡大し全国に大きな影響を与える中、PayPayは新しい生活様式で推奨された電子決済を普及させるプラットフォームの役割を担い、自治体とともに地域のデジタル化に貢献したという。また、加盟店が任意でPayPayボーナスの付与を設定できる「PayPayクーポン」の提供を開始するなど、加盟店の販売促進のデジタル化を支援している。一方、ユーザー向けにはミニアプリの提供や、お得なキャンペーン、安全、安心を追求した取り組みを実施している。
加盟店が任意でPayPayボーナスの付与を設定できる「PayPayクーポン」を、2020年11月から提供開始。ユーザーは「PayPay」アプリ上でクーポンを事前に取得するだけで、対象店舗にて「PayPay」で支払うと、自動的にPayPayボーナスの付与特典が受けられる。2020年11月~2021年3月末までにクーポンの利用者数は280万人を超えた。また、加盟店にとっても「PayPayクーポン」を利用することで、全国3,800万人以上のPayPayユーザーを対象に効率的かつ有効な施策の実施につなげられ、従来型のクーポンや割引券を配布した際に発生する決済時における店舗スタッフによる確認作業や回収作業など、店頭でのオペレーションも不要になるなど多くの利便性があり、「PayPayクーポン」を発行する加盟店は拡大しているとした。
■ミニアプリ「ボーナス運用」「お金を借りる」など金融サービスの利用が拡大 「ボーナス運用」利用者はサービス提供開始からわずか1年で300万人を突破
■PayPay残高を「送る・受け取る機能」に、メッセージの送受信や背景デザインを選んで送れる機能を追加
■決済プラットフォームをパートナー企業のアプリに提供 「セブン‐イレブンアプリ」と「PayPay」を連携したユーザーが提供開始から21日間で300万人を突破
■自治体とともに取り組む「あなたのまちを応援プロジェクト」を拡大
■大規模キャンペーン「超PayPay祭(ちょうペイペイまつり)」を実施
■「マイナポイント事業」における「PayPay」の登録者数が300万人を突破
■管理サーバーへのアクセス履歴の調査結果と、実施した対策について
■さらに安心してPayPayを利用してもらための不正利用対策を実施