2021年4月26日13:00
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、モバイル型キャッシュレス決済端末「UT-P10」が、大本山 増上寺に採用されたと発表した。
新型コロナウイルス感染拡大により、あらゆるシーンで非接触、非対面が求められており、神社仏閣も、感染拡大防止対策としてキャッシュレス化をすすめる動きが広がっている。増上寺は東京、芝にある、600年の歴史を持つ浄土宗の大本山で、背景に東京タワーがそびえることからも、観光名所としても知られている。2021年4月2日から、増上寺にTMNのモバイル型決済端末「UT-P10」が導入され、御守りなどの授与品、徳川将軍家墓所の拝観料、英国ロイヤルコレクション所蔵の台徳院殿霊廟模型が展示される宝物展示室の入館料でキャッシュレス決済が可能になった。年間約100万人の参拝客が訪れる寺院でも、キャッシュレス決済導入により混雑緩和や安全な衛生環境の確保が期待されるとしている。

増上寺に採用された決済端末「UT-P10」はクレジット、電子マネー決済が1台で対応できるマルチ決済端末だ。プリンター付きでレシート発行も可能なため、1台で決済処理を完結でき省スペースを実現する。またモバイル型のため、イベント時の露店な度でも活用できる。
取り扱い決済ブランドは、Visa、MasterCardの支払い、Suica、PASMO等9種類の交通系電子マネーとなる。利用場所は、授与品(御守りなど)、拝観料(徳川将軍家墓所)、入館料(宝物展示室)となっている。
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス