2021年8月2日16:30
楽天グループと楽天証券は、楽天が運営するポイントプログラム「楽天ポイント」を利用して投資の疑似体験ができる「ポイント運用 by 楽天PointClub」のユーザー数が500万人を突破したと発表した。
楽天は、楽天IDを持つ楽天会員を対象に、2018年10月から本格的に「ポイント運用 by 楽天PointClub」を開始した。証券口座を保有しなくても、気軽に投資の疑似体験ができるうえ、日々のポイント数の変動が分かりやすい点をユーザーに評価され、サービス開始以降、順調にユーザー数を伸ばしてきたという。また、積極的な運用ができる「アクティブコース」と安定的な運用ができる「バランスコース」の2つのコースから選択できることも好評を得ており、近年ではより値動きの大きい「アクティブコース」を選択するユーザーが9割を占めている。
同ポイント運用の世代別の割合を見ると、30代以下のユーザーが過半数を占める。1,000ポイント以上運用しているユーザーの割合を見ると、40代以上(29.5%)よりも30代以下(35.3%)のほうが約6ポイント高く、複数回に渡ってポイントを追加し運用するユーザーの割合においても、40代以上(47.4%)よりも30代以下(57.2%)のほうが約10ポイント高い結果となった。同結果からも、30代以下のユーザーが積極的に、同ポイント運用を利用していることが伺えるそうだ。
同ポイント運用での体験をきっかけに、楽天証券の口座を開設し、本格的に投資を始めるユーザーも増加傾向にあり、2021年1月から3月の期間で、新しく楽天証券の口座開設をした方の約7割(68%)が30代以下だった。また、同年5月には楽天証券の総合口座数が600万口座を突破した。
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ペイメントナビ編集部
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