2026年5月1日7:00
ライフネット生命保険は、2026年4月30日、同社の主要株主であるau フィナンシャルホールディングス(auFH)が、日本航空(JAL)との間で、auFH が所有する同社普通株式の全部(14,726,100株(18.32%))を、JAL に対し譲渡することに合意したと発表した。これにより、KDDIグループとの戦略的パートナーシップに加え、JALとの新たな提携により、パートナー企業とともに、保険やサービスをシームレスに届ける中期計画の重点領域「Embedded」の推進を加速させるという。

巨大な経済圏へのアクセス加速へ
KDDIとの個人保険及び団体信用生命保険は継続
JALとの資本業務提携の目的は、JALの日本を代表する航空会社としてのブランド力、約4,100万人の顧客基盤、ロイヤリティプログラムであるマイルなどのアセットと、ライフネット生命のオンライン生保としてのプレゼンス、パートナー提携のノウハウ、磨き続けてきたUI/UXを融合し、顧客の生活・人生の安心・安全を支える商品・サービスを共創することで、両社の事業拡大および新たな生命保険の価値の提供をすることだという。また、KDDIとauFHとの業務提携では、ライフネット生命の持つインターネット上での顧客獲得ノウハウや低廉な保険料での保険商品に、KDDIグループの持つ顧客基盤、WEB、アプリ、サービスなど の開発ノウハウを融合し、顧客メリットをもたらし顧客満足度が高い保険商品・サービスを提供することにより、KDDIグループ、ライフネット生命双方のビジネス 拡大を目指す。
KDDIグループとは、今後も個人保険及び団体信用生命保険の両事業をともに推進する。同社は2015年に業務提携し、2016年にauユーザー向けに個人向けの生命保険を提供した。2023年には、Pontaポイントが貯まる「auの生命ほけん」を提供するとともに、auじぶん銀行の住宅ローン 利用者向けに団体信用 生命保険を提供した。今後も個人保険及び団体信用生命保険の協業は変わらず継続していくそうだ。

JALとの提携により、JAL経済圏を活用した同社商品の展開を加速させるとともに、SMBCグループのVポイント経済圏への展開など、異業種リーディングカンパニーが持つ巨大な経済圏への アクセスを一段と加速させるそうだ。

JALとは、両社の強みを掛け合わせることで、重点領域を推進し、双方の事業拡大を目指す。
JALでは、JALグループ 経営ビジョン 2035( JAL Group Management Vision 2035)において、非航空領域拡大への事業構造改革を進めることで、事業リスクを低減し、資本コストそのものを下げていくことに注力している。
今回の戦略的業務提携によって、①JALによる同社保険商品の販売(募集代理店業務)、②JALのアセットを活用した保険商品の開発(マイルなどの付加価値を有する専用商品の共同開発)、③JAL約3.8万人のグループ従業員向け保険商品の共同開発、などを行うという。
(ライフネット生命)
同社では、KDDIグループとの戦略的パートナーシップの継続、およびJALとの新たな提携により、成長を加速することで、2028年度経営目標である3,000円以上、1株当たりCE成長率10%程度の達成を目指す。

















