2021年9月7日17:08
西武ライオンズと、パシフィックリーグマーケティング(PLM)は、PLMが運営するNFTコンテンツを取り扱うWebプラットフォームサービス「PLM COLLECTION(PLMコレクション)」内に、先行して「LIONS COLLECTION(ライオンズコレクション)」を2021年9月7日に立ち上げ、同日より埼玉西武ライオンズ公式NFT商品の販売を開始した。NFTコンテンツの販売は日本プロ野球界では初となる。
NFTとは、“Non-Fungible Token(非代替性トークン)”の略で、複製や偽造が非常に困難なデジタルデータのこととなる。今回販売するNFT商品は、埼玉西武ライオンズの栗山巧選手の通算2000安打達成を記念して開発したコンテンツなど4種類だ。栗山選手が9月4日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で2000安打を達成した際に球場で掲げた記録達成パネルや、西武線沿線などで通算2000安打達成に向け展示されていたカウントアップパネル「KURI-METER」など、一部の商品はNFT化されたデジタルデータと現物をセットにして数量限定で販売する。また、対象商品は順次追加していく予定だ。
当面の間は希少性の高いグッズをコレクションすることでファンに楽しんでもらうサービスだが、今後「PLM COLLECTION(PLMコレクション)」に二次流通機能を実装し、利用者同士の売買や譲渡も可能にすることを目指している。
西武ライオンズでは、昨シーズン以降観客の動員制限がかかるなか、新たな収益源を確保するべく、さまざまな取り組みを行っている。NFT商品の一次販売による売上、また将来的に利用者同士が行うNFT商品の売買(二次流通)によって発生する同社への還元金などで、新たな売上の増加を図っていきたいとしている。
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ペイメントナビ編集部
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