店舗などで利用可能な「顔認証決済システム」共同開発へ(バルテック/Dスコープ)

2021年11月5日7:10

バルテックは、「AI顔認証システム」の開発を行うデータスコープ(Dスコープ)との顔認証決済システムを2021年12月リリースに向け共同開発を行うことを発表した。

バルテックとDスコープは、店舗での決済における非接触、安全な決済環境を支援するため、POSレジ、券売機、クレジット決済システムにおいて2,000店以上の稼働実績を持つバルテック、空港・工場・建築現場・教育機関など多様な業界にて5000箇所以上の導入実績を持つDスコープの最先端の顔認証技術を組み合わせ、リアル店舗での決済の効率化、現金やカードの受け渡しをなくした感染症対策を目指すという。

「顔認証決済システム」共同開発(バルテック/Dスコープ)

顔認証決済はスマートフォンやICカードを必要とせず、 また本人しか利用できないため、 宿泊施設、リゾート、温浴施設などさまざまなシーンでの活用が見込まれている。

今回の共同開発により顔認証デバイス、決済端末、決済システムをシームレスにつなげることができ、かつ各社のもつ資産を有効活用することで安価・スピーディな設置が可能になり、 さらなる顔認証の普及とともに宿泊・飲食など各業界のDX化に貢献できることを目指すそうだ。

なお、2021年8月にはバルテックの勤怠管理システムとDスコープ社の顔認証デバイスFace FCを連携したソリューションを発表。 顔認証から出勤打刻、 クラウド電話をワンストップで行うことができる業界初のサービスとなるそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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