2021年11月5日8:10
CCCマーケティングの研究所である「CCCマーケティング総合研究所」は、このほど官公庁や自治体、地域企業・団体に向けて、地域の持続的な発展につなげていくための新たなコンサルティングサービスを開始したと発表した。
2020年の設立のCCCマーケティング総研では消費データ、生活者のインサイトや心の変化、さらには社会環境や経済情勢などを踏まえたトレンドの情報発信や、大学や研究機関と連携した産学協働プログラムの実施、また中小企業やスタートアップ企業などが抱えるマーケティング課題の解決に向けたコンサルティングなどを行ってきた。
このほどCCCマーケティング総研が新たに始める地域活性化コンサルティングサービスでは、『暮らす人と共に歩み、 共に考えるシンクタンク』として地域や生活者を1つの「まち」として捉え、「まち」の未来づくりを「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」の力で進めていくという。
「データ」領域では、CCCマーケティング総研のデータアナリストが、T会員の7,000万人のユニークデータとさまざまなオリジナルの生活者分析手法を基に、「まち」に暮らす生活者の志向性や深層心理を把握し、クリエイティブと戦略策定の基盤つくりに立脚するという。
「クリエイティブ」領域では、蔦屋書店などを運営するCCCグループで多面的に表現活動や創作活動を行っているクリエイター、および外部ネットワークを有するクリエイターが、 コンサルタントと協働でデータに基づいた生活者に親しみやすくわかりやすい解決策を提案していくそうだ。
「コンサルティング」領域では、CCCマーケティング総研のコンサルタントが、データとクリエイティブを総合的に統括し、喫緊の課題だけでなく「まち」の持続的な発展につなげる視点からコンサルティングを行い、「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」が三位一体となったデータ立脚型のコンサルティングサービスを提供するという。
CCCマーケティング総研では、今後、生活者の声を顕在化させた「まち」のブランドイメージ調査などの各種調査サービスや官公庁、自治体・企業に対するコンサルティングサービス、外部企業と連携したコンソーシアムによるまちづくりなど、独自の視点と生活者に寄り添う姿勢で「まち」の課題解決を行っていきたいとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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