2021年11月10日10:00
インタセクト・コミュニケーションズは、マルチ決済アプリ「IntaPay」で利用可能な「楽天ペイ(アプリ決済)」が、加盟店との直接個別契約から、10月上旬より「IntaPay」を介した包括契約に変更になったと発表した。
これにより、「IntaPay」の加盟店では、事業規模にかかわらず「楽天ペイ」アプリの導入が可能となり、精算手続きも一本化される。
2019年3月より「IntaPay」で利用可能となった「楽天ペイ」アプリは、当初は加盟店と楽天ペイメントの直接契約で、申込手続きや手数料などの精算手続きを「IntaPay」と「楽天ペイ」アプリで別途行う必要があるだけでなく、事業規模制約があった。
今回、「IntaPay」による包括契約も可能となったことで、精算手続きは他の決済サービスとあわせて「IntaPay」に一本化される。さらに、小規模事業者でも「楽天ペイ」アプリの導入が可能となった。
「IntaPay」は、国内QRコード決済、国外QRコード決済に対応したマルチ決済システムとなる。iOSやAndroid端末で利用可能であるほか、中国のPOS機器大手の商米科技(sunmi)が開発したモバイル型決済端末(SUNMI )、POS連携やQRスキャナー機器、web決済、アプリ決済でも対応が可能だという(※一部未対応、順次対応予定)。今後「IntaPay」は、さらに国内外の決済サービスを順次サポートしていく予定だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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