2021年11月15日13:30
建設業向け金融プラットフォームを提供するランドデータバンク(LDB)と、伊藤忠商事100%子会社のマネーコミュニケーションズ(MCI)は業務提携を行ったと発表した。今後ランドデータバンクは、マネーコミュニケーションズの提供する給与前払いサービス「プリポケ」の取り扱いを開始する。
LDBでは2020年9月より「建設業向け立替決済サービス」をリリースし、建設業の資金繰り改善の支援を行ってきた。MCIの給与前払いサービス「プリポケ」は、企業で働く社員が、スマートフォンアプリなどによる申込みで、特定の給料日を待たずにいつでも給与を受け取れるサービスだ。MCIでは2019年5月に同サービスをリリースし、現在では約5万人の従業員向けに給与前払サービスを提供している。
今回、建設業界の資金繰り改善に取り組むLDBが、MCIの提供する給与前払いサービス「プリポケ」を取り扱うことで、建設業の資金繰り改善と人材確保/定着を両輪で推し進めていくそうだ。
将来的には、LDBの金融プラットフォームとMCIの有する金融サービス基盤を連携した新たなサービス開発を進め、建設業界における給与や労務費の支払い業務のDX推進にも取り組んでいきたいとしている。
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ペイメントナビ編集部
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