2021年11月26日13:21
道頓堀商店会、JTBおよび公益財団法人大阪観光局が発起人となり2019年11月に設立された道頓堀ナイトカルチャー創造協議会は、大阪・関西万博が開催される2025年に向けて、顔認証技術やXR等の最先端テクノロジーを活用し、道頓堀の観光DX化を目指した実証実験に取り組むという。第一弾として、国内の商店街では初となる、顔認証技術・AR(拡張現実)技術等の活用により道頓堀商店街での回遊促進を図る実証実験をパナソニック・パナソニック システムソリューションズ ジャパンと連携して、2021年12月7日~12月26日に実施する。
同期間に顔認証を活用したAR・VRコンテンツなどの提供で道頓堀の魅力を伝え、商店街の複数の店舗で顔認証決済による特典提供や、スタンプラリー形式で景品があたる抽選イベントを実施しながら、エリア全体の回遊性向上と非接触サービスによる安心・便利な観光体験を提供するという。
国内の商店街では、顔認証決済は初の試みとなり、大阪の代表的な観光スポットでもある道頓堀での実施により、手ぶら観光サービスといった新たな観光モデルの構築を目指す。
Afterコロナ時代の新しい観光・回遊の在り方を検証するため、パナソニックとパナソニック システムソリューションズ ジャパンと共同で、ICTを活用した顔認証による非接触での決済サービスと回遊アプリの提供を通じて、安心・便利に利用できる商店街を目指した実証実験を17店舗で行う。顔登録により道頓堀の魅力を楽しめるアプリの提供や、対象店舗での顔認証決済(顔認証決済は12店舗)による特典の提供、 および抽選で景品があたるスタンプラリー企画を実施する。
今後は、「道頓堀XRパーク」を2022年3月に実証予定だ。道頓堀のエリア各所にXRのデジタルコンテンツの仕掛けを組み込み、来訪者しか体験できない、リアルとバーチャルが融合した新たなエンタメ体験や情報発信を展開し、エリア全体の来訪価値や回遊性の向上を図るという。
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ペイメントナビ編集部
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