KDDIがエリア定額乗り放題「mobi」提供、au PAYアプリ上で予約・決済できる「au Moves」提供

2021年12月23日8:20

KDDIは、2021年12月22日に「au 新モビリティサービス」の記者説明会を開催した。KDDIでは、WILLERとともに、2022年1月から、エリア定額乗り放題サービス「mobi」を共同で提供する。また、高速バスの検索・予約・決済・予約照会・キャンセル登録などの一連の手続きをau PAY アプリ上の「au PAY」で完結できる「au Moves」を提供するそうだ。

左からWILLER 代表取締役 村瀨茂高氏、ゲストの関根 勤さんと安田 美沙子さん、KDDI 代表取締役社長 髙橋誠氏、事業創造本部 本部長 松田 浩路氏

「ヒト、モノ、コトをつなぐ」
自宅から2キロ圏内の乗り放題のサービス

KDDIでは、移動を感動に変える、新たな価値の創出を目指している。社会課題としての地方の高齢者の移動不安の解消、移動ニーズの多様化への対応、移動の先の出会いなどで新たな価値を提供することが必要だ。都市と地方において、「ヒト、モノ、コトをつなぐ」ことが求められる。その第一弾として、mobiによるエリア定額乗り放題サービスを提供する。

利用料金

30日間定額プラン 1回乗車プラン
5,000円

  • 同居家族は6人まで、1人あたり500円追加で登録可能
    例: 3人家族の場合、6,000円 (1人あたり2,000円) で利用可能
  • はじめの14日間は無料でお試し可能
大人300円
小学生以下150円

同サービスのコンセプトは、自宅から2キロ程の生活圏内で乗り放題のサービスだとした。KDDIでは、WILLERと、Community Mobilityを設立している。

WILLERのコミュニティモビリティのコンセプトとして、人と人、人と街をつなぐ移動サービスを提供することだという。高齢化、人口減少などの問題を解決するサービスを展開することで、持続可能な社会をつくり、移動の格差をなくし、すべての人が自由に移動できる世界を目指している。

コロナ禍で生活様式が変わったが、mobiサービスでは、自宅から約2キロ圏の近距離回遊移動サービスとなっている。また、エリア内であればどこでも乗り降りが自由だ。さらに、定額乗り放題のため、交通費の心配をすることなく外出が可能だ。

今後は幅広いエリアでのサービス展開を予定
キッザニアなどとも連携へ

mobiは2021年6月31日から京丹後市(京都)エリア、7月1日から渋谷区(東京)エリア、12月6日から千種区(名古屋)エリアでサービスを展開。また、2022年には豊島区(東京)エリアでもサービスを開始予定だ。

今後は、北海道4、東北2、関東5、中部3、近畿5、四国1、九州2と、幅広いエリアでのサービス展開を予定する。地域でストレスのない移動が進むことで、人々の外出の機会が増える。また、地域店舗は来店客が増えて、街が活性化する。さらに、利用者の自宅とバス停や駅までを結ぶことで、二次交通として公共交通と接続し、移動総量が高まることを期待している。

 

なお、KDDIでは、全国60超の自治体と地域連携協定を締結。また、2,300店舗超のauショップのネットワークを活用している。KDDIでは、人流データを使って、高速・自動でエリアを選定できる強みがある。また、スマートフォン決済「au PAY」や「auスマートパス」といった顧客接点の活用に加え、リアルの接点を使ってデジタルデバイドの解消に力を入れている。さらに、親子連れで訪れる機会の多い、キッザニアなどとも連携し、施設への無料送迎などを検討していくそうだ。mobiでは、地域住民に加え、自治体、地域企業と会話しながらサービスを進化させていきたいとした。

「au Moves」はアプリの中で一元的なサービスが可能
au PAY決済でPontaポイントも貯まる

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