2021年12月23日8:36
エプソンは、財務会計ソフト「財務顧問 R4/財務応援 R4」と、NTTコミュニケーションズが提供する交通費・経費精算DXサービス「SmartGo Staple」を連携し、経費精算のキャッシュレス化による業務効率化を支援するサービスを開始すると発表した。サービス開始は2022年1月下旬からとなる。
今回の「財務顧問 R4/財務応援 R4」と「SmartGo Staple」の連携システムは、経費申請・承認・経理処理・振込といった経費精算業務の効率化、キャッシュレス化を実現するという。「SmartGo(R) Staple」と「モバイルSuica」を連動させることで経費精算業務を効率化できる。また、与信不要の法人プリペイドカード「Staple(ステイプル)カード」でキャッシュレス化を実現。さらに、「財務顧問 R4/財務応援 R4」と「SmartGo Staple」を連携させ、 経理担当者の業務効率化が実現できる。
なお、「SmartGo Staple」では、プリペイド型のクレジットカード「Stapleカード」で支払った際に受け取った領収書の写真を撮影し、アプリで申請を行うことによって経費申請作業をスマホアプリで完結することができる。従業員は、取り込まれた経費データを管理者に送信し、管理者は簡単なチェックを行うだけで、経理システムに経費データを送ることができるとしている。
なお、エプソンは「コネクテッド・オフィス化戦略」と題し、 業務アプリケーション「R4シリーズ」とクラウドサービスをコアとしたバックオフィスの4つの領域(財務会計・税務申告・人事労務・総務管理)における自社サービスの拡充と、オープンイノベーションで関連パートナーとの連携を強化し、生産性向上の推進を行い中小企業の経営力強化を目指している。「コネクテッド・オフィス化戦略」は「SmartGo Staple」連携以外にも、請求業務の生産性向上において、ROBOT PAYMENT取り扱い商品の「請求管理ロボ」との連携を2021年11月に開始するなどの連携を行っている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト