2022年1月13日9:41
トレタは、2022年1月12日、飲食店向けCRMツール「トレタスタンプ」の提供を開始したと発表した。
トレタスタンプは、印刷費が不要でデータ蓄積可能だ。また、スマホのブラウザを活用したSaaSモデルでの提供ですので、開発初期費用が不要、登録手数料と月額費用のみで利用できる。
来店客は自身のスマホでQRコードを読み込み、最短2タップで会員登録ができる。さらにLINE公式アカウントを運用している飲食店なら、友だち登録も同時に完了する。

また、トレタスタンプの管理画面から、飲食店が発行する独自の会員ID、メールアドレス、LINEのメッセージ連携IDといった会員情報を蓄積できるほか、誰が、どの店に、いつ来たか、やチケット利用履歴などの行動履歴データについても活用可能だという。これらのデータは、トレタスタンプでの販促施策の展開に加え、メールアドレスによる名寄せでECサイト顧客データと連携分析を行うなど、他のツールとのさまざまなデータ連携も可能だ。また、ブランドごとやエリアごとのデータ管理も行える。
トレタスタンプで取得したデータは、飲食店の自社情報資産として蓄積されるため、自社会員情報や会員行動履歴は、いつでもCSVで詳細データをダウンロード可能で、一般的な表計算ソフトで詳細分析もできるという。
さらに、トレタスタンプの管理画面から送信対象をセグメントしたLINEメッセージ配信を実施可能だ。「今月、初めてスタンプを利用開始」「過去3カ月間に10回以上来店」「キャンペーン期間中にボトルワインを3回注文」など、スタンプデータを活用してさまざまなセグメント配信ができる。
飲食店は、トレタスタンプの管理画面にて、htmlタグを設置でき、アナリティクスなどの分析ツールとの連携やWEBプロモーションとの連携もできる。
また、トレタスタンプでは、同時に複数のスタンプ施策を展開できる。例えば、常設の来店スタンプのほか、季節限定キャンペーンや商品ごとのスタンプなど、1アカウントで複数のスタンプカードを同時に展開できるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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