2022年1月28日17:43
JR東海とジェーシービー(JCB)は、 東海道・山陽新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「エクスプレス予約法人サービス」について、これまで新幹線の利用頻度が特に多い法人向けに新幹線の利用に特化した「エクスプレス・カード(E予約専用)」を発行し、サービスを提供してきたが、 2022年夏頃に入会条件の年間利用額を引き下げた「エクスプレス・カード(E予約専用ライト)」の発行及びサービスを開始すると発表した。「新幹線回数券」は一部の区間を除き2022年3月末で発売を終了するため、入会を促す。
「エクスプレス・カード(E予約専用ライト)」サービスは、スマホやPCから新幹線を予約でき、予約の変更は何度でも手数料無料だ。また、新幹線利用に特化したサービスで決済用のクレジットカードの発行はない。さらに、複数の社員で使える共有名義の「EX-ICカード」の発行が可能だ。
利用代金の決済は新幹線乗車時点で計上、 請求は月単位でまとめられる。また、エクスプレス予約連携のシステム関連ソフトの導入で出張関連業務の効率化が可能だ。さらに、値段は駅窓口の発売額より優遇される(スマートEXと同額)。
なお、入会には、 「エクスプレス予約」の年間利用額が150万以上の入会条件に加え、ジェーシービーの審査がある(既存の「エクスプレス・カード(E予約専用)」は年間利用額500万以上が入会条件)。
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ペイメントナビ編集部
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