2022年2月2日17:47
三菱総合研究所(MRI)とSCSK Minoriソリューションズは、デジタル地域通貨サービス「Region Ring」における協業契約を、2022年1月31日締結した。両社は協業を通じ、さまざまな地域課題を統合的に解決し、ウェルビーイング、豊かさ、および持続可能な地域社会を実現していきます。
MRIは2021年3月、地域コインやポイントの発行・管理を通じて地域の経済発展と社会課題解決を両立する地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring」の提供を開始した。SCSK Minoriは2020年5月から開発パートナーとして「Region Ring」の開発に参画し、「大丸有SDGs ACT5」では、IT基盤の設計から構築、運用、保守に至るトータルソリューションを提供した。
「Region Ring」はブロックチェーンが持つ価値の発行・管理や移転機能に、人を動かし行動を変えるインセンティブ機能とナッジを、また、経済活性化を期待できる「減価」機能をスマートコントラクトとして実装している点が特徴だという。
今後両社は、さまざまな地域へ「Region Ring」の社会実装を進め、ウェルビーイングと持続可能なより良い地域社会づくりに連携して取り組んでいきたいとしている。
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ペイメントナビ編集部
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