スキャン漏れ防止機能”搭載カートを実店舗導入(トライアルカンパニー)

2022年3月8日20:27

トライアルカンパニーは、2022年3月8日にトライアル初となる“スキャン漏れ防止機能”を搭載した次世代型スマートショッピングカート(SSC)を本格導入した。2021年6月に概要を発表しているが、店舗への本格導入は田川店が初となる。

IoT機器の画像はイメージ(トライアル)

同社では、小売店での使用に特化したAIエンジン搭載カメラ「リテールAIカメラ」や、タブレットやスキャナーを装着した「スマートショッピングカート」などを展開している。顧客利便性の向上や店舗オペレーションの効率化が図られる一方で、セルフレジ、決済機能付きカートなどのスマート決済を導入している小売店にとっては商品スキャンのうっかり忘れや万引き行為に由来する『棚卸時の原因不明ロス』の増加が大きな経営課題になっていたという。

トライアルは棚卸時の原因不明ロスに占める「商品スキャンのうっかり忘れ」や「万引き行為に由来するロス」のロス対策を建物・レイアウト構造の工夫、販売方法等を通じて行ってきた。この課題をさらに解決すべくこのほど決済機能付きカート利用時の『棚卸時の原因不明ロス』削減への有効性が認められた”スキャン漏れ防止機能“を搭載した次世代型SSCを本格稼働させることになった。

”スキャン漏れ防止機能“とは、利用者がうっかりスキャンし忘れた商品がカートのカゴに入れられると自動検知し、カート上のタブレットにアラートが表示される仕組みとなっており、利用者は正しく商品をスキャンし直すことで買い物を続けることが可能になる。

今回、田川店は次世代型モデル中型を140台本格導入し『棚卸時の原因不明ロス』削減を目指して運用を進めていく。

その他、次世代型の変更点として挙げられるのは、機体の軽量化だという。従来のSSCに比べ約4分の1軽くなっており、操作性が高まった。高齢者などより多くの人に使ってもらえるようにモデルを一新している。さらに、15台まで連結させて自動充電を行えるなど、店舗運営面での利便性も向上したそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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