2011年2月14日12:56
大日本印刷(DNP)は2011年2月14日、ICカードや磁気カードなど、各種カードの主力製造拠点である牛久工場が、中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)ブランドのクレジットカードの発行者認定をこのたび取得したと発表した。同工場は、2009年7月に同ブランドのカード製造者認定を取得しており、今回の発行者認定取得によって、銀聯ブランドのカード製造から発行まで一貫した生産体制を国内で初めて確立した。これによりDNPは、Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners、銀聯の大手6社の製造・発行者認定を取得した。
今後、DNPは、国内だけでなくアジアを中心とした海外の金融機関向けに、クレジットカード、デビットカード、交通乗車券、電子マネー、会員証などの磁気カードやICカードを提供することで、銀聯ブランドの需要拡大に対応していく。DNPでは銀聯カードの製造・発行を検討している金融機関に向けて積極的に販促し、2013年度までに6億円の売上を目指す。