凸版印刷が耐量子-公開鍵暗号を実装したICカードの開発を進める(第2回量子コンピューティングEXPO【春】)

2022年5月24日10:30

量子コンピュータ技術専門展示会「第2回量子コンピューティングEXPO【春】」(主催:RX Japan)が2022年5月11日~13日まで東京ビッグサイトで開催された。

凸版印刷では、情報通信研究機構(NICT)、QunaSys、ISARAと取り組むICカード等の量子コンピューティングの研究・開発内容を紹介した。

金属蒸着フィルムにより本物の金属の質感や光沢を再現する「METAL SURFACE CARD」。世界に先駆けてICカードへの量子コンピューティング技術適用を目指している

量子セキュアクラウド技術は、量子暗号技術と秘密分散技術を融合したクラウド技術となる。凸版印刷は、ICカード事業における暗号や認証技術、不正アクセス防止技術などを活かし、ICカードを用いた量子セキュアクラウド技術へのアクセス制御、管理技術の追加、および運用体制の取り組みを進めている。

ICカードは、RSAなどの公開鍵暗号を使ってセキュアな仕組みを構築しており、現在の暗号技術は時間がかかるため解読が困難であるが、2030年に実用化が期待される量子コンピューティング技術により、暗号がすぐに解かれてしまう懸念がある。凸版印刷では、2025年にICカードを用いた量子セキュアクラウド技術の限定的な実用化、2030年にサービス化というロードマップを描いており、前年の同展示会同様に研究技術を紹介した。

ISARAとのICカードへの耐量子-公開鍵暗号実装に向けた共同開発

このコンテンツは会員限定(有料)となっております。続きを読むには「Paymentnavi Pro 2022」のお申し込みが必要となります。
詳細はこちらのページからご覧下さい。

すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。

関連記事

ペイメントニュース最新情報

ポータブル決済端末、オールインワン決済端末、スマート決済端末、新しい決済端末3製品をリリースしました(飛天ジャパン)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

決済シーンにdelight(ワクワク感)を!PCI P2PE 認定国内実績 No.1の「確かな信頼」を提供します(ルミーズ)
電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
決済領域を起点に多様なビジネスニーズに応える各種ソリューションを提供(インフキュリオン)
ReD ShieldやSift等の不正検知サービスを提供し、お客様の不正対策を支援(スクデット)
BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介(TOPPANデジタル)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)
チャージバック保証、不正検知・認証システムなどクレジットカード不正対策ソリューションを提供(アクル)

非対面業界唯一!!カード会社とダイレクト接続により、安心・安全・スピーディーで質の高い決済インフラサービスを提供。Eコマースの健全な発展に貢献する決済代行事業者(ソニーペイメントサービス)

stera terminalでお店のポイントがつけられる「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(ネットムーブ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP