ポイントカードシステムを行うためのツールは「PETカード」、「プラスチック磁気カード」、「スタンプカード」、「ICカード/おサイフケータイ」、「バーコード」、「インターネット」などを用いて行われている。
●PETカード
①サーマルカード
商店街を中心に広まったカード。サーマルの追記式タイプで印字する。印字枠を設けていないため券面にイラストなどを載せることができる。追記した数値やマークが埋まるまで使用できる。
②銀面白濁リライトカード
銀面が特徴のリライトカード。リライトは銀の下地に白い文字で行い、数百回の印字が行える。
③サーマルリライトカード
サーマルタイプのリライトカード。白濁リライトカードに比べて視認性が優れ、テカリやギラツキがなく、黒や青色の書き換えが可能。
●プラスチック磁気カード
プラスチックの磁気部分を読み取り、サーバ上でポイントの付与や交換などを管理する方法。サーバで管理するため、会員IDなどと連携した顧客情報管理、他社とのポイント交換などを図りやすいというメリットがある。
●スタンプカード
商品の購入やサービスの提供に応じてスタンプを付与する方法。
「100円で1スタンプ貯まり10スタンプ貯まると500円オフ」といったようなサービスが行える。
●ICカード/おサイフケータイ
接触、非接触のICカードやおサイフケータイを利用してポイントを付与するタイプ。ポイントはカードのICチップに貯める方法とICカードのIDをサーバで管理する方法がある。
●バーコード
一次元や2次元コード(QRコード)を利用してポイントを付与する方法。ポイントの情報はセンター側のサーバで管理する
●インターネット
インターネットでの決済などに応じてポイントを付与する方法。サーバで管理する手法のため、事業者側は顧客情報の管理を行いやすいという特徴がある。