2014年10月3日15:44
NTTドコモは、iPhoneに装着することで「おサイフケータイ」の各種サービスが利用できるデバイス「おサイフケータイ ジャケット01」を開発したと発表した。同ジャケットは、iPhone 5s、iPhone 6向けとなり、全国ドコモ取扱店、ドコモオンラインショップで発売予定。
「おサイフケータイ ジャケット01」はモバイルFeliCa ICチップを搭載しており、対応アプリ「おサイフリンク」をインストールした端末とBluetoothで接続することで、同社が推進する電子マネー「iD」をはじめとする電子マネーや、各種ポイントサービス、飛行機の搭乗券など、複数の「おサイフケータイ」対応サービスを登録、利用できるデバイスとなる。 対応ケースを利用して、iPhoneに装着することが可能だ。
独立したデバイスのため、機種を変更した場合も対応ケースを替えることで、データ移行手続きをすることなく「おサイフケータイ」を継続利用できる。連続動作時間は約2.5カ月となり、電池残量もLED表示で分かるという。
サービスとしては、全日空(ANA)の「スキップサービス」、ヨドバシカメラの「ゴールドポイントカード」に10月下旬に対応する。また、NTTドコモの「iD」に12月、ジェーシービーの「QUICPay」には年内に対応。楽天Edyの「楽天Edy」、ローソンの「モバイルPonta」の対応時期については、未定となっている。