2022年12月1日11:50
SB C&Sは、レセコンと連動可能なクリニック向けPOSシステム「PayCAS POS for クリニック(ペイキャスポスフォークリニック)」の提供を2022年12月1日から首都圏および近畿圏で開始した。今後は全国に拡大していく予定だ。
「PayCAS POS for クリニック」は、キャッシュレス決済端末「PayCAS」と併せて利用することで、キャッシュレス決済を導入できるタブレットPC型POSシステムだという。レセコンと連動させることが可能で、会計時に「PayCAS POS for クリニック」の画面に表示される患者情報を選択するだけで請求金額が表示され、指定した決済手段に合わせて「PayCAS」で、スムーズに会計することができる。さらに、現金分に加えキャッシュレス分の自動集計機能も搭載し、毎月の集計作業の負荷も軽減できるそうだ。
今回、病院やクリニックなどの経営および財務コンサルティングを手がける日本経営ウィル税理士法人(大阪府豊中市)と協業し、クリニック特有の課題に対しての解決にも取り組んだ。日本経営監修のもと、導入時のハードルとなっていた煩雑な手続きの簡素化、保険診療と自由診療の分割表示、レセプト請求の自動計算、キャッシュレス決済分の自動集計およびクリニック経営に役立つ分析機能など、業務効率を重視した機能を搭載している。また、使用している自動釣銭機との連動や、レセコン金額連動型とバーコードスキャン型の選択も可能だという。
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ペイメントナビ編集部
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