2022年12月13日20:27
JR東日本は、ビューカードとともに、新たなデジタル金融サービス「JRE BANK(ジェイアールイーバンク)」を2024年春に開始すると発表した。「JRE BANK」では、JR東日本グループブランドの銀行口座を利用者に提供する。
同サービスは「人生に体験と経験を。」をコンセプトとし、一般的な金融機関が利用者に提供している「資産の増加といった価値の提供」に加え、金融資産を預けた人に「JR東日本グループの事業領域を活かした特典の提供」などを行う。
JR東日本グループブランドの銀行口座の提供は、ネット銀行の楽天銀行が保有するインフラを活用し、ビューカードが同行を所属銀行とする銀行代理業を行うことにより実施する。特徴として、利用に応じて、JRE POINTが貯まる・JR東日本グループの特典が手にできる。預金・住宅ローンなどのサービスの利用に応じた、JRE POINT付与や新幹線等列車の優待など、お得な利用に繋がるJR東日本グループならではの特典を検討しているそうだ。
また、「JRE BANK」の口座残高の現金引き出しは、駅のATM 「VIEW ALTTE」にて、上限回数なく無制限で手数料無料とするサービスを行う。
さらに、クレジット国際ブランドと提携し、クレジット国際ブランド加盟店での買い物時に銀行口座から即座に引き落としを行い支払える、「JRE BANK」専用ブランドデビット機能付きキャッシュカードを発行する。これにより、JR東日本グループがすでに有しているSuica・ビューカードに加え、各種支払いにおける新たな決済方法を用意する。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト