2022年12月26日7:20
カフェレストラン・アパレル・家具・雑貨の複合店舗「ANTIQUA TREE CAFE」(大阪府和泉市)を運営するツリーカフェ(大阪府和泉市)はこのほど、自身が運営するANTIQUA TREE CAFEにて、ネコ型配膳ロボット「BellaBot」を導入した。
「BellaBot」はPudu Roboticsが考案した、ネコをモチーフにしたユニークな配膳ロボットだ。ネコ型の外見と、AI機能を搭載し利用者とのコミュニケーションを行うこともできる。
自律的な位置・ナビゲーション、3次元障害物回避、マルチマシン連携、マルチテーブル配膳、案内などの機能を搭載。表情・AI音声・センサー付きのライトにより、利用者に接客が提供できるのも特徴だ。4段トレイ構造で総積載量は最大40kg。配膳・下げ膳ともにこの一台に任せることができる。
チェーン店での導入が多い中、カフェで導入を開始するのは珍しく、コロナ禍において感染リスクを軽減しながら営業することができるという。これまで配膳・下げ膳に費やしていた時間を削減・効率化し、人にしかできないおもてなしに注力することでサービスの質と顧客満足度の向上が期待でき、リピーターの獲得にもつながるとしている。
また「ANTIQUA TREE CAFE」では、2022年5月より完全キャッシュレス化も実施。今回の「BellaBot」の導入で、接客・配膳・下げ膳から決済まで完全な非接触を実現しているカフェとなった。
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ペイメントナビ編集部
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