2023年1月17日18:00
wevnalは、BXプラットフォーム「BOTCHAN」内のサービス「BOTCHAN Payment」において、かっこが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」と連携したと発表した。チャットフォーム経由でのアフィリエイト報酬を狙うなどの不正注文を防止するとともに、ネット通販事業者における住所確認や本人確認等の業務効率化を目指す。
ここ数年、D2C業界が盛り上がりを見せるなか、2021年度のクレジットカードの不正被害額が過去最多の330億円にのぼるなど不正注文被害が増加傾向にある。D2Cには販売する商品やジャンルを1つに絞って販売する「単品通販」といった事業形態が多く、マーケティング手法としてアフィリエイトや初回限定商品などを行うケースもあるが、アフィリエイト報酬狙いの不正注文や悪質転売などの課題が顕著だという。さらに、ここ最近ではデジタルマーケティングツールとして見かけることも多くなっているチャットフォーム経由でこういった不正注文被害が増加している。
このような背景により、チャット決済サービス「BOTCHAN Payment」と不正注文検知サービス「O-PLUX」が連携することで上記の課題解決を行う。「BOTCHAN Payment」を利用するEC事業者は、オプションとして不正注文対策を実施できるようになる。ト
今回の提携により注文確定前に不正注文を検知できるようになるため、従来、不正発生時にかかっていたメールや電話による本人確認、注文のキャンセル処理などの事業者の運用コストの大幅な削減が期待できるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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