LINEの「LINE Wallet」、金融や生活サービスへのゲートウェイとして機能

2023年2月8日9:00

LINEは、2023年1月31日、コミュニケーションアプリ「LINE」上で利用できる「LINE Wallet」に関するサービス説明会を開催した。当日は、LINE Walletの事業責任者であるLINE Wallet事業室 室長 山崎達嗣氏が同サービスについて説明した。

LINE LINE Wallet事業室 室長 山崎達嗣氏

金融や日常に関わる16サービスにアクセス可能
「第二のお財布」として幅広い層が利用

LINEは2011年3月11日の東日本大震災を機に開発され、現在は230の国と地域で利用されている。国内での利用者数は9,300万人を超えており、1日1回以上利用するユーザーは86%強となっている。24時間365日生活すべてを支えるライフインフラを目指しており、例えば起床時にLINE NEWSをチェックして、昼は出前館で注文を行い、夕方にはLINE Payで決済を行い、夜はLINE MUSICでリラックスするなど、生活シーンに密着したライフプラットフォームを目指している。

LINE Walletは2018年3月にLINE Payの入り口として誕生した。現在LINE Walletにアクセスできるサービスは計16となっている。金融、ECに加えて、直接のサービスとしてLINEポイント、LINEクーポン、LINEマイカード、LINE Monary、LINEレシートを提供している。

現在、LINE Walletの利用ユーザー層は男性48%、女性52%となっており、「第二のお財布」として、40代、50代も含め、幅広い層が利用している。LINEでは、LINE Walletによって日常をよりお得・便利に、あらゆる生活をサポートすることを目指している。

昨今は、キャッシュレス化に加え、物価上昇がトレンドとして挙げられる。近年は右肩上がりでキャッシュレス化が進んでおり、2021年のキャッシュレス比率は32%を超えた。経済産業省でも、2024年には4割、将来的には8割までキャッシュレス比率を伸ばしていきたいとしている。LINEでも普段どのような決済手段を使っているとのかという調査を行ったが、半数以上が現金以外の決済手段を利用している。また、キャッシュレス化に伴い、サイフを持たないウォレットレス化もみられる。買い物時に財布を出すのが面倒だと考える人が増え、「現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」で「スマホショルダー」がトップ10入りしている。

また、物価上昇が加速しており、消費者物価指数は41年ぶりに4.0%上昇した。実際2023年1月には580品目値上げ、2023年2月には4,000品目(予定)の値上げとなっている。LINEレシートに登録されたレシートデータによると、1レシート当たりの購入金額は3~8%増加した。また、購入金額3~8%に比べ、購入品目は横ばいとなっている。「購入品目数は横ばいにもかかわらず、購入金額は上がっており、物価の上昇がLINEレシートからも見て取れます」(山崎氏)。ヨーグルト、牛乳、食パンと、頻度高く買う日用品の購入価格の比較をみても平均購入価格は上昇している。また、物価上昇により、ユーザーの購買行動も変化しており、ヨーグルトをみてもプライベート商品など低価格商品を購入する傾向があるそうだ。実際、LINE Monaryによる意識調査では、全世代に共通して、「お得・節約」への関心が高くなった。

LINE Payは3種のカードを発行
LINEマイカードはスタバの限定デザインも

LINE WalletはLINE上のあらゆるお金のやりとりの入り口となっている。LINE Payは、LINEで送金・決済できるサービスとなり、国内ユーザー数は4,200万人を超えている。一部対象のPayPay加盟店でQRコード決済ができ、マイナンバーも使った個人認証サービスも展開している。また、LINE Payでは、タッチ決済で2%還元、オンラインショッピングで0.5%の「Visa LINE Payプリペイドカード」、LINEポイント1%、年会費永年無料の「Visa LINE Payクレジットカード」、コード支払いで5%還元、最短5分の即時発行で使える「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」という3つのカードを発行している。いずれもタッチ決済での支払いが可能で、ポイント還元も魅力となる。特にクレジットカードは高還元が売りとなっており、現物でのカード発行に加え、バーチャル発行が可能だ。

LINEクーポンは加盟企業数業界トップシェアとなっており、LINE公式アカウント4,000万を超えている。コンビニやファーストフード、ドラッグストア、スーパーマーケットなどのクーポンを獲得可能だ。

LINEマイカードはTカードやPontaポイント、JRE POINTといったポイントをはじめ、各種カードを一カ所から表示できる。また、マイカードの提示とLINE Payタッチ支払いでポイントをダブルで貯めることができる。LINEスターバックスカードでは限定デザインもリリースされている。

LINEレシートでは、レシート撮影で支出管理が可能だ。スーパーやドラッグストアを中心に価格比較ができるショッピングサポート機能も提供している。累計レシートは2.4億枚となり、累計ユーザー数は300万人となっているように、成長しているそうだ。

LINEチラシは掲載店舗数が3万5,000店舗を超えるデジタルチラシサービスだ。ユーザーの指定エリアを起点にしたチラシのパーソナライズが可能で、近くの店舗や気に入った店舗の最新チラシをLINEチラシのLINE公式アカウントから配信している。また、ユーザーがお店を気に入ると自動で店舗のLINE公式アカウントを友だち追加できる。お気に入り店舗の追加数は1,500万回を超えている。

LINEポイントクラブは、お得にポイントが貯められるキャンペーンを展開している。また、貯まったポイントは、LINEスタンプやLINE Pay支払いに利用可能だ。なお、PayPayへの交換も可能となった。

LINE Monaryは、2022年5月に立ち上げたメディアで暮らしに役立つお金の知識を見つけることができる。著名人や専門家の経験談・価値観などを通じて、お金の知識を学ぶことが可能だ。クイズ形式で簡単に学べたり、マンガフォーマットでカジュアルに使えることで利用者が分かりやすく学べることを意識している。

他には、LINEギフト、LINEショッピング、LINE PLACE、LINE FX、LINE証券、LINEポケットマネー、LINEスコア、LINE BITMAXといったサービスを提供している。

LINE PayのPayPayとの差別化、カードの特徴
LINEマイカードの類似サービスと比べての強みは?

このコンテンツは会員限定(有料)となっております。続きを読むには「Paymentnavi Pro 2022」のお申し込みが必要となります。
詳細はこちらのページからご覧下さい。

すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。

関連記事

ペイメントニュース最新情報

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

現金とキャッシュレスの売上をリアルタイムに確認可能なIoTプラットフォーム「IoT Cube」/Pay BOX(飛天ジャパン)

「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)
決済シーンにdelight(ワクワク感)を!PCI P2PE 認定国内実績 No.1の「確かな信頼」を提供します(ルミーズ)
電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
決済領域を起点に多様なビジネスニーズに応える各種ソリューションを提供(インフキュリオン)
ReD ShieldやSift等の不正検知サービスを提供し、お客様の不正対策を支援(スクデット)
BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介(TOPPANデジタル)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)
チャージバック保証、不正検知・認証システムなどクレジットカード不正対策ソリューションを提供(アクル)

非対面業界唯一!!カード会社とダイレクト接続により、安心・安全・スピーディーで質の高い決済インフラサービスを提供。Eコマースの健全な発展に貢献する決済代行事業者(ソニーペイメントサービス)

stera terminalでお店のポイントがつけられる「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(ネットムーブ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP