2011年3月22日12:08
大分ICカード開発が事業を運営する「めじろんnimoca」は、2011年12月20日から、大分交通の別府市内線、大分-別府線、大分-国東線 亀の井バスの一般路線バス全線、大分バスの佐伯市内線および大分空港アクセスバスが加わり、バス事業3社合計443台のバスで利用できるようになった。
めじろんnimocaの導入に併せて、バス事業3社は「事業者間のバス乗継サービス」を提供開始する。これにより、鉄輪(かんなわ)から亀の井バスに乗車し、別府駅で大分交通に乗り継ぎ高崎山まで行く場合、従来の運賃より60円安くなるという。
めじろんnimocaは大分県内に留まらず、福岡の西鉄バス・電車、相互利用先のJR九州や福岡市地下鉄のほか、首都圏のJRやモノレールでも利用可能だ。2011年度中には「めじろんnimoca」に定期券機能を搭載し、2年後の2013年春には、JR各社と首都圏・名古屋圏・関西・九州の私鉄が発行する10種類のIC乗車券が相互利用可能になる予定である。