2011年4月1日9:00
Amexはリウォーズポイントをソーシャル通貨として使うキャンペーンを米国で実施する。
従来リウォーズポイントは主に商品や旅行などのサービスと交換することが多かった。
Amexはカード会員の調査で、カード会員の多くは、リウォーズをなにに使ったかについて、友人たちとシェアしたいと考えていることがわかった。
このニーズに対応するため、AmexはFacebookで「リウォーズで選択してものでもっとも記憶に残るものはなに?」というタブを設けている。
このタブはAmexのソーシャル通貨キャンペーンの一環だ。いままでの方法とは違うリウォーズの使い方について、会員に考えてもらおうというもの。
3月22日にはThe Wall Street Journalに見開き広告を掲載。25日にはThe NY TimesやEntertainment Weeklyなどに広告をだす。4月にはテレビスポットやiPad広告などを予定している。
Amexは現在500社強のブランドパートナーと契約し、百万件のリウォーズを提供している。これに加え、従来とまったく違うソーシャル通貨という概念で、デジタルコンテンツのダウンロードなどにリウォーズポイントを使えるようにする。
時代の移り変わり、顧客ニーズの変化にあわせ、Amexはどこよりも早くマーケティングキャンペーンを企画している。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。