ジオテクノロジーズ、安全運転でマイルを獲得できる「ジオドライブ」の強みとは?

2023年8月8日14:33

ポイ活アプリ「トリマ」を提供するジオテクノロジーズは、2023年8月3日に記者説明会を開催し、安全運転促進アプリ「ジオドライブ」のベータ版提供を同日から開始すると発表した。「ジオドライブ」は、交通事故をゼロにすることを目的に開発されたアプリとなり、安全運転をすることでマイルが貯まり、ギフトと交換できる。同説明会では、CMキャラクターを務める俳優の鈴木福さんが登壇。CMでは同社の広報課長に就任したが、「ジオドライブ」のサービスをスティーブ・ジョブズ風にプレゼンテーションするなどPRした。

左からジオテクノロジーズ 代表取締役CEO 杉原 博茂氏、CMキャラクター ジオテクノロジーズ 広報課長 鈴木福さん

未来を予測するGPPエコシステムを構築へ
鈴木福さんのCMでサービス訴求

ジオテクノロジーズは創業29年目の会社であり、デジタル地図の製作や販売を行う。同社では、地図や人流・事象データを活用して、災害、環境問題、交通事故、少子高齢化、食糧危機などの課題を解決し、地球を喜びで満たすことを目指している。同社は、予測可能な世界を創る「Geo-Prediction Platoform(ジオプリディクション・プラットフォーム、以下GPP)」を発表した。

同社の強みは、カーナビだけではなく道路の走行画像をデジタルデータで保有していることだ。また、画像から道路構造物、走行環境を認識する技術を持っているという。道路構造、車線など、自動運転で使われている技術を有する。さらに、AI(人工知能)はマシンラーニング、ディープランニングへと進化しているが、新しい建物、道がつくられるデータもアップデートしている。加えて、人の流れを可視化し、リアルタイムで誰がどう動いているかというデータを保持しているそうだ。

同社では、AIで人と車のDX化を図るため、膨大なデータをベースとしたテクノロジにより、安全運転促進アプリ「ジオドライブ」を開発した。また、同製品をクラウド上で提供する。また、日本での認知を高めるため、鈴木福さんを広報課長にし、告知を行う。

当日は 鈴木福さんが登場し、 「ジオドライブ」のプレゼンテーションを実施。ジオドライブが「一般化されたら僕も使いたい」と話した

ジオドライブのサービスの概要については、ジオテクノロジーズ メタバースBU Maps & LBS 統括 野間 高明氏が紹介した。

ジオテクノロジーズ メタバースBU Maps & LBS 統括 野間 高明氏

2013年から2022年の交通事故による死亡者数をみると、ドライブレコーダーの普及や性試運転技術などの影響もあり、2020年までは半減している。しかし、2020年以降は36万人付近で下げ止まっている。10年間における交通事故死傷者確率は33人に1人となる。

安全運転測定をスマホのみで実現可能
実績でギフトを得られる仕組みを採用

交通事故ゼロへの課題として、1点目は自動運転や先進システムを搭載しているのは一部の車両に限られることだ。2点目は、安全運転の意識が働いても慣れがあり、モチベーションを維持するのは難しい。ジオドライブではこの2つの課題を解決可能な特徴があるとした。

スマートフォンのログ、デジタル地図データを合体させることで、精度の高い安全運転測定をスマホのみで実現可能だという。2点目はGPP上でスマホから得られる位置やログデータを地図データと掛け合わせて安全測定するが、その実績でギフトを得られる仕組みを採用する。これにより、安全運転するモチベーションを保ち続けることができるとした。

ジオドライブの対象ユーザーとして、車両保有台数7,200万台、マイカー通勤者2,634万台、営業車52万台を挙げた。同サービスの商用リリースは12月を予定する。損害保険低減、安全教育、CO2削減、ESG教育、DX実現といった企業向けのギフトについては独自の設定が可能だ。ジオドライブは、クラウド上で実現でき、スマートフォンとPC1台あれば導入可能だ。野間氏は「安全運転とDXを同時に実現できるのが大きな特徴です」と述べる。

マイルガチャなどで飽きさせない仕組みへ
今後のサービスのロードマップは?

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