2023年8月29日18:15
ブロードマインドは、セブン・フィナンシャルサービスが運営する来店型保険ショップ事業の譲受けに関し、セブン・フィナンシャルサービスと協議を開始することを2023年8月29日開催の取締役会において決議し、両社で基本合意したと発表した。
同社とセブン・フィナンシャルサービスは保険募集事業において協業関係にあるが、2021年10月より「セブン保険ショップ~おさいふコンシェルジュ~赤羽店」として来店型保険ショップの共同運営を開始し、セブン保険ショップのブランド力と同社のコンサルティングサービスに係る強みを活かしながら保険、証券、住宅ローンをワンストップで提供してきた。
そのような中、共同運営化により赤羽店の生産性が向上したことがセブン・フィナンシャルサービスの中で注目され、店舗運営に係る包括的な取組を両社で協議する中で、セブン・フィナンシャルサービスにてセブン保険ショップ事業の譲渡が検討された。
「ライフプランを土台にしたサービス提供」は同社フィナンシャルパートナー事業の根幹であり、同社の強みが最も活かされる部分だと認識しているそうだが、同社が運営を引き受けることによりショップの価値向上に繋がるほか、フィナンシャルパートナー事業の加速的な成長が期待されるため、今回の基本合意に至った。
セブン保険ショップは2005年3月に千葉県の四街道店を1号店としてオープンし、以来20年近くに亘って「イトーヨーカドー」「アリオ」といった地域の人々の生活基盤に根差しながら、首都圏を中心にサービスを提供している。今後は、セブン・フィナンシャルサービスによる運営で培われた店舗に対する安心と信頼を受け継ぎ、加えて同社ならではの強みを活かしながら、保険ショップから「金融ショップ」への発展を通じた新たな顧客体験の創造を目指す。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト