2011年4月13日7:00
ボイジャーとペイパルジャパンは、ボイジャーが運営する電子書籍専門のネット上ショッピングモール「VOYAGER STORE」の決済手段として、オンライン決済サービス「PayPal」を採用し、2011年4月11日から利用可能になったと発表した。
VOYAGER STOREは、ボイジャー直営の「理想書店」、「altbook(アルトブック)」、東洋経済新報社が運営する「東洋経済新報社」ストアの3店舗を展開しており、電子書籍の総数は6,000点に及んでいる。
PayPalは2,000円未満の小額決済に適した「マイクロペイメント」と、個人情報を支払先に開示することなく買い物ができる安全性に定評がある。マイクロペイメントに対応したPayPalの導入により、国内に限らず、海外在住のVOYAGER STORE会員の利便性も大きく向上するという。
今回、VOYAGER STOREはPayPalの主力サービスの1つである「エクスプレス チェックアウト」採用した。リファレンス・トランザクション機能の導入により、購入者は初回のみPayPalにログインして支払方法の同意を行えば、その後はPayPalにログインする必要がなく、VOYAGER STOREで1クリックするだけで購入することができる。また、「モバイル エクスプレス チェックアウト」も採用し、iPhone・iPadといった携帯端末でのモバイル決済を完了させることができるという。