Android、iOS対応のスマートフォン型クレジットカードリーダアプリを開発(ロイヤルゲート)

2011年4月15日12:00

ロイヤルゲートは、2011年4月15日、トヨタファイナンス、三井住友カード、GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)、シー・オー・シー(COC)、ネットインデックスの協力を得て、AndroidやiOSに対応したスマートフォンを利用し、クレジットカード決済端末として使える「PAYGATE」サービスを開発し、法人向けの販売ならびにサービスを提供すると発表した。

クレジットカードリーダーアプリ「PAYGATE」は、Bluetoothに対応しているAndroidやiOSスマートフォン・タブレットであれば、手持ちのスマートフォンをクレジットカード決済端末として使うことが可能だ。

PAYGATEの決済イメージ(出典:ロイヤルゲートのサービス紹介ページ)

最新の暗号化技術とオリジナルのbluetoothリーダの開発により、「AES」(NISTによって制定された米国政府の新世代標準暗号化方式)によって暗号化したクレジットカード情報は、スマートフォン側では一切復号化せず、アプリケーション側では前方6桁と後方4桁のカード番号しか扱わないため、スマートフォンにデータが残ることは一切ないという。また、リーダで暗号化したデータは、ペイメントカードの国際基準である「PCI DSS」の関連規格であるPCI PTSで推奨する暗号鍵のマネジメントに関する規定「DUKPT」採用による暗号化KEY管理で高セキュリティを確保している。

また、リーダには個別に個体識別番号を付与し、紛失などによる不正利用を防ぐ対策も行っている。さらに、決済の利用控えについては、紙での交付に加え、写真やGPSの位置情報、直筆のサインなどをデータとして交付、および保存することができる。サーバ側で復号化したデータは、アプリケーションサーバ側でも一切保持することがなく、クレジットカード決済センターへ送信されるため、継続課金なども利用可能だ。

同サービスは、20011年4月13日に日本クレジットカード協会が発表した、「スマートフォン決済の安全基準に関する基本的な考え方」への準拠を予定している。また、同社では社団法人日本クレジット協会(JCA)が策定を予定しているクレジットカード業界統一のガイドラインに準拠した対応も行う。

パートナー各社の役割としては、アクワイアリングはトヨタファイナンス、三井住友カード、決済処理サービスはGMO-PG、サービス販売パートナーはCOC、bluetoothリーダの開発・製造をネットインデックスが担当する。

具体的な導入先としては、生命保険外交員、損害保険外交員、宅配業者、引越業者、バイク便、高級ブティック、ホテルなど、外出先や顧客の目前で決済が必要な企業を想定している。また、1契約に対して、複数台のIDを契約すると複数のリーダを1管理画面で管理することが可能となっている。

サービス料金体系は、エントリープランが初期費用3万1,500円(リーダー1台含む)、月額費用5,250円(決済手数料別途)、トランザクション料は10円(1件)となる。一方、アドバンスプランは初期費用10万5,000円(リーダ1台含む)、月額費用1万500円(決済手数料別途)、トランザクション料は10円(1件)となる。両プランとも追加リーダは、1万5,750円、追加IDは1,050円 となっている。

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