2023年2月21日8:00
ソニー銀行は、外貨預金残高が6,000億円に達したと発表した。
ソニー銀行の外貨預金は、2001年の開業当初から市場レートと連動するリアルタイムレートを導入しているほか、500円からの積立購入、円からの預け入れで金利がアップする円からはじめる限定金利、円と外貨の同時申し込みで高金利が適用されるセット定期プログラムなどさまざまな購入方法を提供している。
また、11通貨対応のVisaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」は、貯めた外貨をそのまま使うことができる点が評価され、累計120万枚を発行(2023年9月末時点)している。
こうした外貨を貯めて使える利便性が支持され、2023年12月1日時点で外貨預金残高が6,000億円に到達したそうだ。
為替が円安に動いた2022年3月以降、米ドルを中心に外貨預金の金利引き上げによる外貨定期の需要の高まりや、新型コロナウイルスの影響を受けて低迷していた海外旅行の需要回復などに伴い、Sony Bank WALLET の新規発行が増え、新規で外貨取り引きを行う人が増加した。
ソニー銀行への口座開設理由として、「外貨預金の利用」と回答する人の割合も増加傾向にあり、2023年11月に口座開設をした人の約44%が「外貨預金の利用」を挙げられていた。・
さらに、2023年9月より「外貨なミカタ。」として、ウェブサイトや動画広告を刷新し、さまざまなニーズに沿った外貨の商品・サービスを案内しているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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